日本時間10/29に開幕したフィギュアスケートGP (グランプリ)シリーズ第2戦カナダ大会。
昨シーズンは怪我のために全休となり、オリンピック出場を果たせなかった紀平梨花選手ですが、ショートプログラムでは着氷が乱れた場面があったものの、見事に滑り切りました!
怪我を乗り越え、3シーズンぶりに出場予定のGPシリーズで復活の滑りが出来るか、今注目を集めています!
また現在の紀平梨花選手の怪我の状態や仕上がり具合なども気になるところです。
今回は下記についてまとめてみました!
- 【紀平梨花】いつ・どんな怪我をしてしまったの?
- 【紀平梨花】復活までの道のりと今の状態は?
- 【紀平梨花】コーチは誰?
- まとめ
【紀平梨花】いつ・どんな怪我をしてしまったの?
どんな怪我:右足関節骨軟骨損傷による右距骨疲労骨折
原因:ねんざの繰り返し
強い外力によって損傷することが多く、関節軟骨を損傷すると自然治癒は難しいとされています。
レントゲンでは軟骨の損傷は見つけずらいので、痛みが続く場合は要注意だそうです。
場合によっては、手術が必要になるケースも。
ジャンプやスピン、ターンなど常に足首に負荷がかかるフィギュア選手にとっては避けられない怪我だそうです。
紀平選手も治療に専念しましたが残念ながら怪我が治りきらず、2021年のGPシリーズカナダ大会、NHK杯に続き、オリンピック出場の切符獲得のための全日本選手権も欠場。
2022年の北京オリンピックの出場を断念しています。
全日本選手権だけでなく、世界大会でも輝かしい成績を残してきていたので、特に紀平選手はオリンピックでもメダルが期待されていただけにとても悔しい思いをしたと思います。
【紀平梨花】復活までの道のりと今の状態は?
12月開催予定の全日本選手権出場を目指す紀平選手ですが、昨シーズンは怪我のため全休となってしまいました。
前年の成績から、女子はすでに
樋口新葉さん
河辺愛菜さん
の3選手の出場が決まっていて、シード権や推薦のないその他の選手は地方大会などで勝つなどして自力で出場権を勝ち取らなくてはなりませんでした。
しかし、5月に再び痛みを感じたため、それ以降練習を控え、9月23日から開かれた中部選手権に準備期間3週間ほどで復活。
2021年4月の世界国別対抗戦以来のフリーの演技で、ジャンプは完璧とは言えませんでしたが、スピンやステップなどを確実にこなし、6位となり見事切符を掴みました!
引用元:日本経済新聞
今月8日に行われたジャパンオープンでも以前と比べて難易度は落としたものの、状態をこの日にきっちりと合わせて来て、しっかりと滑りきり、手ごたえを感じたのではないでしょうか。
また、強化選手にも復帰していて、ますます期待が高まります!
27日の前日練習では疲れないか心配になるほどジャンプ練習をしたそうです。
右足の状態も良くなって来ていて、本人も復活の道が見えて来ているような発言をしていましたので、今のところ怪我の後遺症なども心配なさそうです。
【紀平梨花】コーチは誰?
現在のコーチはブライアン・オーサーです!
サラエボオリンピックとカルガリーオリンピックで2大会連続銀メダリストとなり、また【ミスター・トリプルアクセル】と呼ばれるほどトリプルアクセルに定評があり、選手としても素晴らしい成績を残している人です。
今は知らない人はいないのではないかと言うくらい世界的に有名なコーチとなり、教え子のハビエル・フェルナンデス、キム・ヨナ、羽生結弦などはオリンピックのメダリストになりました!
紀平選手は2021年からカナダのトロントに移住、名門の『クリケット・クラブ』に所属し、クラブ率いるブライアン・オーサーコーチとスケーティング担当のトレーシー・ウィルソンコーチのもと、日々練習に励んで来ました。
1年目は上手くいかないことが多かったそうですが、怪我以降は特にスケーティングに力を入れて来たそうです。
紀平選手のスケーティング練習をチームメイト達が見入ってしまうほど、さらにレベルが上がって来ているようです。
いくらジャンプが跳べてもスケーティングの技術がなければ、世界のトップに居続けることは難しいと思いますし、観客に感動を与える滑りも出来ないと思います。
紀平選手は元々ジャンプが得意な選手ですので、そこに高いスケーティング技術が加わればいずれ敵なしとなるのではないでしょうか!?
まとめ
ジュニア時代から輝かしい成績を収めながらも、怪我によりメダルを期待されていたオリンピックに出場出来なかった紀平選手。
それを運命だったと全て受け入れ、来年の世界選手権、次のミラノオリンピックを目指し、トレーナーやコーチと話し合い、練習だけでなく食事や睡眠に至るまで徹底した生活を送って来ました。
そして、今出来ることを全てやり尽くした1年だったと語っています。
絶対にまた復活出来る!という強い思いを胸に臨んだグランプリシリーズ第2戦・スケートカナダ。
ショートプログラムでは59.27点で8位発進となりました。
フリーではどんな演技を見せてくれるのか、見守りたいと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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